最近、私は自転車通勤をしています。
春先とはいえ、片道20kmほどありますので、会社に着くころには汗だくです。
そのため、時々サイクリング専門店などに足を運んで通勤に着れそうな服を探すのですが、
自転車通勤にはレーシー過ぎるものや、見た目からは想像できないほど高価なものなど、
いまいち購入に踏み切れるものがありません。
ある夜、自宅で自転車通勤服の話題になりました。
そのとき、妻が一言つぶやきました。
「ネットで調べればいいじゃん」・・・
そうですよね~。専門店に行く前に検索すればいいって話です。
お前の仕事は何だって話です。
早速検索してみることにしました。
まずはどのようなキーワードで検索するかを決めなければいけません。
王道で行けば「サイクリングウェア」なのでしょうが、これで検索すると専門店で
見たようなレーシーな服を探すことになりかねません。
適当なキーワードが思いつかなかったので、まずは「自転車通勤」と検索してみました。
すると、関連キーワードとして、「自転車通勤 服装」がリストアップされています。
やっぱり私と同じように悩んでいる人は多いんだなとどこか安心しながら、「自転車
通勤 服装」をクリック!
その検索結果は、私の想像と全く異なるものでした。
私の想像では自転車通勤服を購入できるショップなどがたくさん出てくるのだろうと
思っていたのですが、そこには「教えて!goo」や「Yahoo!知恵袋」などのFAQポータル
サイトや、自転車通勤をしている個人のブログ記事ばかりで、
自転車通勤服を扱うショップは全く出ていません。
リスティング広告枠も「自転車」の部分一致ばかりが表示され、
適した広告は1つもありません。
仕方がないので、表示されたFAQポータルや個人のブログを見てみることにしました。
色々見てみると、「自転車通勤のアウターとして、スポーツブランドやアウトドア
ブランドのものを着用している人が多い」ということが分かりました。
こうした事実があるにもかかわらず、なぜスポーツブランドやアウトドアブランドを扱う
メーカーや販売店は、リスティング広告に出稿しないのでしょう。
ちなみに「ランニングウェア」や「登山服」では、各社出稿しています。
現在「自転車」はランニングに次ぐブームと言われており、「自転車通勤 服装」の
検索ニーズも多い。それにもかかわらず検索結果には商用サイトが全く出てこない。
これはまさに製品の「用途」を見落とした、"穴キーワード"です。
"穴キーワード"に最適化したコンテンツを作り、ユーザーを誘導することが出来れば、
早々と一人勝ち状態を作り上げることができます。
みなさんも"穴探し"してみませんか?
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