もし、あなたの会社にテレビ局の取材がやってきたら・・・
考えてみたことはありますか?
そして、放映後に起こり得ることを想像できますか?
先日、私がプロデュースしているクライアントのウェブビジネスが
全国ネットの人気情報番組に取り上げられました。
まず起こったことは、瞬間的なウェブサイトへのアクセス集中です。
最近はPCや携帯をいじりながらテレビを見たりする、いわゆる「ながら視聴」を
しているユーザーが多いため、まだ放映が終わらないうちから、PC、モバイル両方の
アクセスが一気に集中しました。
幸いクライアントは大丈夫でしたが、ウェブサーバーが負荷に耐えられない場合、
ここで大きな機会ロスをします。
また、後に放映日のアクセスログ解析と実際の映像を比較して分かったことですが、
番組のキャスターやコメンテーターが発した言葉、テロップ映像に出た言葉が
そのまま検索キーワードとして使用される傾向にあります。
ということは、日頃から確実に上位表示されるキーワードを持っておき、
取材時に強調してそのキーワードを伝えておくと効果的だと考えられます。
また、放映日からしばらく経っても「(番組名)+〇〇〇」といったキーワードで
検索エンジンからのアクセスがあります。
これは、パブリシティ情報として、自社のウェブサイトに「(番組名)で紹介され
ました」等と掲載しておいたためで、"番組は見ていないが口コミで知った"と
いったユーザーをウェブサイトに誘引できたのだと考えられます。
最後に、テレビに限らず、1度取材に応じた企業は、メディア企業内のデータベースに
履歴が残り、同様のテーマによる取材時に取り上げられる機会が増えるそうです。
そう言われて見れば、グルメ取材に応じる店舗の顔ぶれもいつも同じ店が多いことに
気が付きます。
あなたの会社がニュースになる日、その日に向けてしっかり準備しておきましょう。
私が中小企業であるクライアントのウェブマーケティング戦略の立案を担当する際は、
大抵の場合、「マーケットインの発想」で戦略を組み立てます。
理由は1つです。
「少ない集客コストで質の高いユーザーとコミュニケーションが取れる」からです。
中小企業が「マーケットインの発想」でウェブマーケティングに取り組めば、
検索エンジンという膨大なトラフィックの中から、検索キーワードというフィルターを通し、
自社の製品やサービスを必要とするユーザーだけに少ないコストでアプローチすることが
できます。
これとは反対に、「プロダクトアウトの発想(製品開発における戦略は
当てはまりませんが)」でウェブマーケティングに取り組んでいる代表的な例が、
ファーストリテイリングが展開する「ユニクロ」です。
「ユニクロ」と言えばブランド認知度が高いだけでなく、
"世代を選ばずに安くて質の良い普段着を提供するアパレルブランド"という
ブランド認識が多くの消費者における共通認識のレベルにまで進んでいます。
そのため、店舗販売だけでなく、オンラインショッピングにおいてもユニクロは
成功を収めています。
我々は「ユニクロ」というブランドに期待感があるから、ウェブサイトに訪問し、
品質に対する「安心感」があるからこそ、実際の商品を見ることなく購入できるのです。
しかし、ユニクロがここまでのブランド形成に至るまでには、
莫大なコミュニケーションコストと時間が掛かっているはずで、
経営資産の少ない中小企業が同様の戦略を試みるのは非現実的です。
特にウェブマーケティングにおける初期段階でマーケットインの発想は
目に見える成果をもたらします。
ただし、長期的にずっとマーケットインの発想だけでよいのかというと、
それも限界があります。
他社との差別化や顧客の醸成といった段階ではやはり「ブランド個性」が
求められるからです。
自社のウェブマーケティングにおける段階や市場の成熟度を見極めて、
上手く「マーケットインの発想」を戦略に取り入れてみてください。
Googleが提供するアクセスログ解析ツール「Google Analytics(グーグルアナリティクスと呼びます)」をウェブサイトに設置をすると、ウェブサイトにおけるユーザーのあらゆる行動を記録、参照できるようになります。
現在商用ウェブサイトに設置されている(ビーコン型)アクセスログ解析ツールで
最も普及しているのがGoogle Analyticsと言われていますが、
それだけ支持されている理由を私なりにまとめてみました。
【Google Analyticsの強み】
・無料である。
・導入が簡単。
・設置サイト数に制限がない。
・過去のデータが保存される。
・同じデータを複数の人間で共有できる。
・アドワーズ広告と連動している。
・指標が豊富。絞り込みや比較が容易。
こんなにも優れたGoogle Analyticsですが、現時点では、
他の有料ツールにはかなわない点もあります。
【Google Analyticsの弱み】
・サイト内動線分析機能が弱い。
・間接効果が測れない。
・日本語(2バイト文字)に対応していない機能がある。
弱みと言っても致命的な弱みでは無いのですが、
解析の目的によってはどうしても有料ツールを利用する必要が
ある場合もあります。
しかし、Google Analyticsがもたらしたものは決して少なくありません。
「アクセスログ解析を行うきっかけを多くの企業に与えたこと」
「アクセスログ解析を行うことで、効果的なサイト運営を企業が考え始めたこと」
この2つの功績は、間違いなくGoogle Analyticsのものと言えます。
そして、当社が手掛けるサービスもGoogle Analyticsによって、
間違いなく変わりつつあります。


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